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【結局これさえあれば十分!】トレカの保護・保管に本当に必要な有能サプライ4選

トレカ

こんにちは。

ここ数年で新たにトレーディングカードのコレクションを始めた方・商材として取り扱いを始めた方にとって迷いがちな事の一つが、サプライの選び方ですよね。

トレカの世界で「サプライ」と言えば、スリーブやファイル、ストレージボックス、プレイマットなど、保管や対戦のためのサポートアイテムのことですが、

特にここ数年は「保護」や「飾ること」に特化したコレクター向けサプライの進歩が凄まじく、ユーザーの需要に応えた実に多様な商品が登場しています。

ですが、最近本格的なコレクションを始めた人にとっては、「結局どれを使うのが王道なのか」、「どの組み合わせが保護機能として必要十分なのか」が極めてわかりづらい状況になっていると思いませんか?

はっきり言って、今のサプライ市場は「老舗メーカーの定番優良商品を形だけ真似た粗悪品」や、逆に「不要な機能を盛り込んで無駄にオーバースペックな商品」など有象無象で溢れています。

そこで今回は、ポケカ旧裏・遊戯王初期世代で遊戯王OCGの本格コレクション歴10年の筆者が長年試行錯誤を繰り返して厳選を重ね、結果的に現在愛用している【保護・保管に本当に必要な有能サプライ】を、4つに絞ってご紹介します。

※ あくまで収集目的または商材利用の方向け(=保護・保管・展示系サプライ)です。
  対戦目的の方向けではありませんのでご注意ください。

トレカの保護に本当に必要な有能サプライ

この記事では、次の観点で厳選したものだけをご紹介します。

 ・機能は必要十分か
 ・上質なオリジナル商品か(粗悪な模倣品等ではないか)
 ・ミニマルで美しいデザインか

特にデザインについては、余計な装飾を排除したシンプルな機能美を持った商品を選びました。

ですので、どのトレカタイトルを扱っている方であっても、また老若男女どなたでも安心して使っていただけるサプライのみとなっています。

① TCGフルプロテクトスリーブ(河島製作所)

まず初めにご紹介したいのが、なんと言っても河島製作所の「TCGフルプロテクトスリーブ」です。
予算が許すのなら、一定以上の全てのカード(高額カード含む)に基本装備として使用したい定番の万能アイテムです。

規格(サイズ)商品
レギュラーサイズ
(ポケカなど)
R(レギュラーサイズ)type
スモールサイズ
(遊戯王など)
S(スモールサイズ)type
※ R typeも使えます。

商品名では「スリーブ」を謳っていますが、実際は薄型の硬質ケースです。
用途としては、一般的な軟質のスリーブを装着した上から使用します

この時、中の軟質スリーブを2重、3重・・・と重ねる必要は全くありません。
(昔は2重、3重スリーブが当たり前でしたね。)
中は透明度の高い1枚で十分です。
なぜならこのフルプロテクトスリーブ自体が、これ一つで十分な保護力を持っているためです。
そのため最終的にトータルで高い透明度を保つことができ、観賞を妨げません。

薄型ながら85%のUVカット機能まで備わっています。
過信は禁物ですので、本当に日焼けが嫌なら暗所保管が安定ですが、保険としては十分すぎるほどの性能です。

また本商品は硬質ケースでありながら、装着してもカード本体のサイズとほとんど変わりません
そのため、これは言い表すのが難しいのですが、装着後も「生身のカードを触っているのに近い感覚」で扱うことができ、まさにフルプロテクト「スリーブ」の名にふさわしいアイテムです。

この「手になじむ」感覚、プレイヤー歴のある方には理解していただけるでしょうか…?
個人的にはこの点が何よりも気に入っています。

10年以上前から存在するサプライですが、あまりの万能さゆえに、
近年ではこのフルプロテクトスリーブの装着を前提として、更にそれを厚みのあるアクリルで外装保護するような本商品の存在に依存した他社製品が多数登場しているほどです。
屋内での暗所保管のみなら、正直これ一つで十分だと僕は思いますが。)

まさにサプライ業界に大きな影響を与え続けている商品で、現在もその地位は絶対的です。


【番外編】マグネットホルダー(ローダー)について

余談ですが、対抗馬としてよく挙がるのがマグネットホルダーというサプライです。
元は長年UltraPro社が出していた製品で歴史もありますが、現在は似たような金型で作られた他社製の類似商品が市場に溢れています。

こちらはフルプロテクトスリーブに比べると厚みがある分、さらに頑丈です。
カード1枚を単体で外に持ち出す時なども、これ一つで十分安心感があるため、機能面で言えばこちらにも一定の利点はあります。

一方で、1枚単価がフルプロテクトスリーブの3倍もする点や、厚みが8mmもある点から、1枚ずつ全てをこれに入れて常時保管するのは非効率です。まさにオーバースペックです。

なにより、デザインが中途半端で洗練されていない(個人の感想です)ため、すべてをマグネットホルダーで揃えるのはあまりおすすめしません。

必要なら持ち出し時用に何個か持っておくと、いざという時には重宝するでしょう。

② ネオジムマグネットtype ストロング(with:D)

続いては、山壁産業が展開するアクリルディスプレイケースの超優良ブランド「with:D」から「ネオジムマグネットtype ストロング」です。

出典:Amazon.co.jp

こちらはまさに、①で紹介した「TCGフルプロテクトスリーブ」の使用を前提としたハイエンドカード向けの高級ケースです。

97%カットのUVカット機能を備えた高透明度のアクリル板に強力磁石が埋め込まれており、2枚のアクリルでカードをフルプロテクトスリーブごと封入する構造になっています。

「装着が簡単」である点、「厳重に保管」できる点、「カードを美しく装飾」できる点が、すべて非常に高いレベルで実現されています。

with:D商品全般に共通することですが、納品時点でアクリル表面に傷や汚れは一つもありません
寸分の狂いも無く極めて精巧に製造されていることが、手に取ってみればわかります。

中でもこの「ストロング」は本体の厚みが13mmとぶ厚くなっており、その重量が高級感を演出してくれます。

フルプロテクトスリーブが基本装備なら、これはまさに「特別な1枚」のための追加装備です。
これぞ、という貴方の特別なカードの為に使ってあげてください。

この他にも、昔からよくある四隅をネジで固定するタイプのケースなども展開していますが、筆者は圧倒的に装着の簡単なこちらがおすすめです。

ちなみに同社は、トレカ業界に参入する以前から長年アクリル加工に携わってきた実績があり、その製品からはものづくりへの真摯な姿勢を感じることができます。

③ arkhive400+ XenoSkin(Ultimate Guard)

続いてドイツの有名サプライメーカー、アルティメットガードが展開する高性能ストレージボックスのシリーズから「arkhive400+ XenoSkin」です。

こちらのシリーズは実に多様なサイズやカラーで商品が展開されていて、収納したいカードの容量や保管スペースの大きさ、好みの色に合わせて多くの選択肢の中から必要なケースをチョイスすることができます。

中でもこちらは特に大容量で、これ一つで大量のカードを安全に保管することができます。

シンプルなデザインと、優しくカードを保護する上質な手触りの内装、傷の目立ちにくいシボ加工された外装で、本物を知る古参のトレカユーザー達に支持されてきたシリーズです。

生身のカードはもちろん、①でご紹介したフルプロテクトスリーブを収納するのにも適しています。

なお、近年ではこちらのケースも、類似商品が大量に出回っています。

一概には言えませんが、こうした模倣品の中には縫製が雑であったり、すぐに外装表面がボロボロと剥がれてきたり、染みがあったりと、粗悪品もかなり含まれている印象です。

メーカー名は敢えては晒しませんが、僕も粗悪品を購入してしまったことがあります。
こうした模倣商品には注意が必要です。

ストレージボックスという特性上、今後何年も大切なカードを長期保管することを考えると、ここは妥協せずに、安定した品質を誇るこちらの元祖を選んでおくのがベストです。

④ 8ポケットバインダー ZipFolio160 XenoSkin(Ultimate Guard)

続いては、同じアルティメットガードから出ている優良バインダーのご紹介です。

こちらのバインダーの特徴は
高級感を生み出す黒地のリフィル と
カードの落下防止・埃の侵入防止を担保するフルジップ であることです。

欠点は、リフィルが縫い付けられており、追加や入れ替えができない点です。
(透明リフィルをルーズリーフのように加除できるタイプが大昔から一般的でよすね。)

カードとリフィルを長期間綺麗に保つ上で、フルジップでの密閉はかなり有効です。
しかしリングでリフィルを綴じるタイプでは、おそらくフルジップにするのは構造的に少々無理があったのでしょう。
そこでリフィルは縫い付けで固定になっているのだと思われます。

個人的には、一度カードを入れたら中身の入れ替えは基本しませんし、リフィルが満杯になったら次のバインダーを買い足すだけなので、拡張性が無いことにほとんど不便は感じません。

それ以上に黒地リフィルの高級感とフルジップによる安心感が勝るので、自信をもってお勧めします。

サイドローディング(横から入れる)タイプなので、まずカードが落下することはありません。

収容量は、4ポケット✕40ページ(リフィル20枚)で160枚です。
個人的なおすすめは小型で取り回しの良い4ポケットタイプですが、伝統的な9ポケットタイプなど、こちらも複数種類の商品が展開されています。


いかがだったでしょうか。
いずれも機能性とシンプルなデザインを併せ持った、本物の優良トレカサプライです。

ここ数年を見ても新たな趣向の新商品が絶えず市場に登場してはいますが、本当に良質な必須系サプライというのは案外代謝していません。

今回ご紹介したものも、その殆どが、近年のいわゆるトレカバブル以前から存在する老舗メーカーの商品です。

ここ数年でコレクションを始めた方、サプライ選びに迷っている方は是非参考にしてみてください。

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